細川バレエアーツ ブログ Hosokawa Ballet Arts BLOG 

〜踊るよろこびを〜 大阪府南泉州を中心に30年。阪南市、泉南市、和歌山市のバレエ教室。 2012年より 英国 ISTDダンス教師協会 認定 インペリアルバレエ スクール。 楽しく踊りながらも、正しく深くバレエを学び、伝統と品格あふれる美しい英国バレエの資格取得を目指せる環境づくりに取り組んでいます。

タグ:三角骨障害


みなさんこんにちは!
最近、三角骨障害について、このブログを見にきてくださっている方が結構いらっしゃいます。

多くの方が同じような悩みをお持ちなのだと思います。

一言で、近況報告しますと、

手術後の復帰の仕方がとっても難しいです。

患部の組織を再構築するのですから、少しぐらいの痛みは仕方のないことだと諦めて、ただただリハビリあるのみ!笑

(現実は本当にシビアで笑ってはいられませんが、笑って乗り切るほかありませんね!笑)


私の場合、手術から1年経ちますが(→過去の日記)、立ってトレーニング(フルレッスン)するにはまだまだ時間がかかりますので、ピラティスの先生に助けて頂いています。マシンの上であーでもないこーでもないと教わっています。

手術後はどうしても運動量と全身の可動域が減り、体力と筋力が落ちてしまいます。そして、痛みをかばって生活するため、体のあちこちのバランスも崩れます。

ほんっとうに、健康って難しい。。



↑ 台湾ご出身で、理学療法士のジャクイン先生。怪我のことを考慮しながら、的確にアドバイス頂けます。英語と中国語と日本語をお話しになる、素敵な先生です。










こんばんは!
雨の日が続いていますね。そして寒い!
みなさんいかがお過ごしですか。

今日はなんとかすきま時間を使って、短時間ですが体を動かしました。ポワントに足を入れ、ただ立っているだけで厳しい!


足が動かない人の気持ちや、初めてポワントで立つ人の気持ち、岐路にたっているアスリートの気持ち等、今はとてもよく分かります。


ダンサーは多かれ少なかれ、いつも痛みを抱えているものですから、私も出来るだけ泣き言はもらしたく無いです。笑

みんなも、つま先から血が出るくらいや、軽い捻挫で済んでいるなら、ラッキーだと考えてください。
つま先の小さなトラブルは永遠に付きまといます。自分なりの対処法を見つけてくださいね。

ポワントの中で、つま先の皮膚がよくめくれて血が出てしまう人は、事前にめくれそうな箇所にバンテージを巻いておくのもいいですし、

トゥパッドの素材を変えてみるのもよし、

いっそのこと、何にも詰めないのもよし。笑
(私は子どもの頃、トウパッド無しで履いていました。少しでもへんな立ち方をしたり、体を引き上げなかったりすると、たちまち足が血まみれになります。)


みんなにはあまりオススメしません。笑


今日も尾崎教室のみんな、頑張っていますね!




引き続き、今週もがんばりましょう!








みなさんおはようございます。
お元気ですか。私は毎日バタバタと過ごしております。

昨日は雨だったにも関わらず、みんな元気にレッスンしていましたね!

ポワントクラスのメンバーが、少しずつポワントに慣れてきた証拠と言いましょうか、
メンバーの1人が、トウシューズが潰れ、新しいものに履き替えました。
今年から練習を始めたので、約4ヶ月ほどで一足履き潰したのです。すばらしいですね!

私の子供の頃は、、、どうだったかなぁ、、うーん、、


そして、昨日はほんの少しですがクラシックヴァリエーションのさわりを練習しました。
普段、みんなが練習していることが、そのまま有名な古典作品に繋がっていることを知ってもらうのが狙いです。

とにかく、ひとつづつ、基礎を積み上げましょうね。
気がつけば、どんな作品も踊れてしまう…
そんなダンサーになってほしいです。


今日はイオンモールりんくう泉南JEUGIAカルチャーセンターでレッスンですね!


私は今から手術後5ヶ月の足の診察です。
↑ 写真はずっとお世話になっている大阪医科大学附属病院です。

夕方までに泉南に戻れるようにがんばりますね!
ではまた後ほど〜。


細川侑希でした。










こんばんわ。昨日は泉南イオンJEUGIAカルチャーでのレッスンでした。
インフルエンザが流行っていますが、みんな元気でなによりでした。

さて、これは昨日の私の足。術後約2ヶ月が経過しました。(手術した右足はまだほとんど伸びない)

私が三角骨を摘出した話をどこからかお聞きになって、最近、同じように手術後の経過が良くなくて悩んでおられる方、手術をしようか迷われている方などからお声をかけていただくことがたびたびあります。

三角骨障害と言っても本当に人それぞれで、大きさや場所、痛みの度合いもいろいろで、私の経験がすべての方の参考になるわけではないので、、 

でも少しでもお役に立てたらなと思います。


長年わずらって、手術をしてみて言えることは

この障害は本当に複雑で微妙ですので、

いち早く

スポーツ医学を研究されているお医者様や、足専門のお医者様に診てもらってください。


整体や鍼灸、カイロプラクティック、、、その他いろいろな施術法があるかと思いますが、


まずはきちんと病院で骨を診察していただく。
レントゲン、CT、MRI、、出来るだけ多くの精確な情報を得てください。 

そこから診断していただき、
手術以外の方法で良くなるのであれば手術しないに越したことありません。


しかし手術以外の方法で痛みがなくなり、一時的に良くなっても、その原因が骨である限り完治したことにはなりません。骨は消えない。将来、また何かの拍子に痛みだす可能性はあります。

ここらへんの見極めが、とっても難しいです。

(踊り方を変えて痛みがなくなる、なくならないといった次元を通り越した話です。)

私は長年、痛みを我慢して踊り続けていたため、三角骨がかかとの関節内で他の骨とぶつかり合い、
他の骨にも無数に穴があいてしまっていました。
それに加え、靭帯が関節内に挟まり込んでいました。
さらに残念なことに、わたしの三角骨は2cm以上もある大きなものでした。 

そういう経緯から、手術の他に良くなる方法は残っていない、という結論に至りました。

手術は、三角骨を摘出するだけでなく、同時に足の骨を削り、挟まり込んでいる靭帯を引っ張りだしていただくことになりました。
全身麻酔で行われ、入院期間も長くなりました。


骨を摘出するだけの簡単な日帰り手術で完治する方もおおくいらっしゃるようですし、

私のように三角骨周辺一帯がぼろぼろになり、手術をしてもなかなか痛みがなくならないケースもあるのが事実です。


骨ももちろん痛いですが、靭帯に障害が起きたらもっとつらく、痛みも長引きます。



三角骨のような
小さな骨にもその道を左右されるのが、バレエです。



今日は痛い話ばっかりになってしまいましたね。。。








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